雨と箱庭

明日は明日の風が吹く。

死亡判定が甘かった時代って、ちょっと怖い

今週のお題「怖い話」

 

聞いたことがある話のこと。

 

火葬したとたん動き出す。

遺体が起き上がった。

 

ありえないとは思っていたが、有名な話だったらしい。

 24時間以内に火葬や埋葬をしてはならないという法律がある。

https://www.daiichihoki.co.jp/store/upload/pdf/028241_pub.pdf

 

調べてみると葬儀関係のHPに行きついた。つまり蛇の道は蛇である。

※葬儀社の回し者ではない。(念のため)

 

『死後24時間経過すれば、死斑(しはん)と呼ばれる紫色の斑点(はんてん)が出てきますので、確実にお亡くなりになられたと判断することができます』

https://ceremonysalon.jp/blog/479.html

とある。

 

現代は誤って死亡とされることがないようになっているので

「実は生きていました」ということはほぼありえないが、そうでなかった時代はどうなったのだろうか。

 

『通夜や葬儀の最中に死んだはずの本人が突然起き上がったなどという事態は、珍しいとはいえ怪談でも笑い話でもなく実際に起きたことだった。』

https://www.sougiya.biz/kiji_detail.php?cid=1128

 とのことである。

 

サイトにあるようにゾンビとかキョンシー等の怪物が生まれた背景もソレなのかもしれない。昔の人の想像力は大変豊かである。

 

『現代であればそれは脳出血や仮死状態による脳の酸素不足等によって、脳の一部が機能しなくなったためだろうと説明をつけることができる。』

https://www.sougiya.biz/kiji_detail.php?cid=1128

ということから

実は仮死状態でした…というパターンがそれだったらしい。

 

つまりそのまま火葬場へ送られるということもあったということか。

 

因みに外国だが火葬前に生き返った赤子のニュースが過去にあった。

https://www.j-cast.com/2016/02/12258241.html?p=all

 

死亡とされた男性が息を吹き返した例もある。

https://news.nicovideo.jp/watch/nw1606642

 

 

死亡判定は大事である。

 

 

ただ、火葬中に動くことがあるというのは仮死関係なく化学反応で起きることでもあるそうだしhttps://so-zo-ku.com/article/3692#i-7

 遺体が動くのは死後硬直のためとのことだ。

『通夜の際、遺体を見つめていると、遺体が動いたように見える時がある。これは死後硬直によるもので、時には遺体の目が開いたり、遺体が動き出したりする事すらあり、葬儀の列席者を驚かせるそうだ。』https://www.sougiya.biz/kiji_detail.php?cid=1128

 

サイトにもあるように現代のような死亡判定が確立したのは歴史的には浅いそうだ。

そこが一番ぞっとする所かもしれない。

 

 

余談だが

もし火葬をしなかった場合

https://gigazine.net/news/20160714-what-happen-after-die/

しばらく経って遺体から血液が流れ出す過程があるそう。

 

外部に損傷がないのに時間の経過でそうなるというのも不気味だ。

 

死亡判定もそうだが、火葬も大事である。