雨と箱庭

明日は明日の風が吹く。

ありがとう、Flashゲー

今週のお題「ゲーム」

 

いよいよFlashが廃止になるのも今年中となった。

小さい頃から馴染みのあるFlashゲーについて

丁度お題の「ゲーム」として書こうと思う。

 

 

 

迷路を攻略したり
パズルゲームで遊んだり
シューティングゲームをしたり
シーソーで棒人間を飛ばして風船割りをしたり
焼き肉を焼いたり
等々。

 

後半にいくにつれて内容がカオスになっていることはさておき
毎日のようにパソコンを立ち上げてはそれらを飽きもせずプレイしていた。

 

ついでに

風船のゲームはレトロゲーといって昔のゲームを再現したものだったらしい(参考動画有)


[AC] サーカス Circus

 

 

Flashの廃止は、それらのFlashゲーがプレイできなくなることを意味している。

 

この際に、と久しぶりにアクセスしてみたが
①対応環境でなくなっていた
②既にそのサイト及びゲームがなくなっていた

だいたいそのような理由でもう既に遊べないものがいくつかあった

 

例えるなら、
遊んでいたから秘密基地が取り壊されていたような、
よく足を運んでいた店が閉店してしまったような、
もの寂しい感覚である。

 

 

 

本題

さて、遊んできたFlashゲームの中でも特に印象に残っているゲームについて書こうと思う。
※うろ覚え多し。

 

サイト名:ymori.com

https://ymori.com/AboutCorner/about.html

 

ここの、「除夜のふしぎな冒険」というゲームである。

ドット絵RPGの迷宮脱出ゲーということだ。

 

プレイヤーは僧侶で鐘を鳴らしてモンスターを退治する。

既に設定がシュールだが、僧侶の名前で笑ってしまった。

ネタバレ回避の為詳しくはサイトにて

 

しかし、坊さんが鐘で攻撃するゲームって発想が面白い。

 

自分の現環境では遊べなかったが、

当時の無料ゲームにしては完成度が高いゲームだったと思う。

マップが毎回変わるし、 景色も階層ごとに異なるといった凝ったつくりで飽きにくい。

 

まず、モンスターが個性的。

モンスター化した「煩悩」が、それに応じた能力を各々が持っている。

この設定が上手く、モンスター図鑑のプロフィールを眺めていると非常に面白い。

ここもネタバレになるので詳しくは本家サイトにて。

 

3ターン連続で行動してくる面倒な敵、逃げ回るだけの敵、プレイヤーのレベルを下げてくる敵…

などバリエーション豊かなモンスター揃いで階層を上がる楽しみがある。

 

特に面白かったのが「アイテムを没収する敵」。

本家サイトの攻略にあるように、アイテムが没収されても救済はある。

持っていかれたら取り返しにいくのも一興、

持っていかれないように装備を見直すのも戦略としてアリである。

 

次に、アイテムだ。

階層を進めば進むほど強力なアイテムが手に入る可能性が高くなる。

一度に持てるアイテムの数に制限があるし、アイテム没収も考えた上での取捨選択も大事なのでなかなか考えさせられる。

 

そして、ゲームの仕様である。

ここが一番考える所で面白いかも。

公式の攻略に載っているように、「アイテムの上を通ることができない」等モンスターには一部行動制限がある。

また、プレイヤーの攻撃可能範囲はアイテムの影響を受けない。

これをうまく利用して、鬼畜な数のモンスターに囲まれる最終階層を突破できたこともある。

 

本当に最終階層はうじゃうじゃ出てきていつの間にか四方八方がモンスター祭りになるのが恒例。

 

 

他に印象に残っていることと言えば

・音楽はなく、鐘の音と効果音ぐらいしかないので

これがまた「静まり返った異世界」の雰囲気が出てると思う。

そしてやけに鐘の音がリアルで良い音がする。

 

・仕様にもある通り、モンスターとの距離がゼロになった瞬間攻撃される為、やたら急いで進みすぎると勢い余って先手を取られる為、Bボタンでダッシュしたくなるような衝動は抑えなければならない。

 

・モンスターの攻撃を受けると警策(座禅の場面で見かける叩く棒)で「ぴしゃり!」と叩くような音がいきなりして、これがまた大きめの音だからびっくりしたことがあった。

 

以上である。

 

 

フラッシュゲーはまもなく遊べなくなるが、

アプリ等今の時代の環境に対応した形のコンテンツをリリースしているもようの為、

今後どのようなコンテンツが上記サイトにて追加されるのか期待である。